令和 6 年 4 月 |
抱清棚 後炭 |
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4月は、抱清棚。季節を感じる軸ではあるが、出典を確認したら別の意味を持っていて、最近はまっている中国歴史ドラマを思い出した。
炉最後の月なので、半年間で燃え残った胴炭を用いて後炭の復習をした。最後の稽古日には、近所の空き地に群生していた紫の花が朝日を受けかわいらしく見えたので1本いただいて入れた。後で調べたら蔓日々草だった。
掛物 風暖鳥聲砕
花入 信楽瓢
花 椿、山吹芽出し
香合 赤膚扇面
釜 透木
棚 抱清
水指 織部
茶入 丹波
袋 宮内間道
茶器 曙(中)
茶碗 赤、黒、飴
染付、芽だし柳、春の野、織部風井戸
茶杓 蕗の薹
建水 エフゴ
蓋置 竹
菓子器 根来菊形
主菓子 らんまん(練り切)
干菓子器 春慶四方
干菓子 松風(熊本)、押物(水仙)
茶 高砂、白寿
掛物 千山添翠色
花入 越前
花 蔓日々草
香合 染付六角
釜 透木
棚 抱清
水指 織部
茶入 丹波
袋 宮内間道
茶器 三社(中)
茶碗 赤、黒、飴
染付、芽だし、春の野、織部風井戸
茶杓 二人静
建水 エフゴ
蓋置 竹
菓子器 根来菊形
主菓子 水(饅頭)
干菓子器 春慶四方
干菓子 清香殿
茶 高砂、白寿
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令和 6 年 3 月
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大口水指 透木 |
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3月前半の軸は、土筆画賛草自生。春の草々が季節を感じたか咲きつつあります。椿も負けじと膨らみが大きくなっている。後半の稽古日が、逮夜に当たっていたので利休忌に因んだ軸、茶杓です。水指は、久方ぶりに大口。
掛物 吸盡西江水
花入 唐津細
花 椿
香合 萩独楽紋
釜 透木
水指 利休好み大口
茶入 丹波
袋 宮内間道
茶器 しのぶ蒔絵(中)
茶碗 赤、黒、飴
春の野、染付、安南、三千家ツボツボ
茶杓 泪写し
建水 エフゴ
蓋置 海松貝
菓子器 根来菊形
主菓子 菜の花(キントン)
干菓子器 春慶四方
干菓子 平治煎餅(三重)、押物(蝶)
茶 高砂、白寿
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令和 6 年 2 月 |
絞り茶巾 筒茶碗 |
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今月の通常稽古が始まりました。旧正月が2月10日だったのでその後、結び柳を取りました。柳の生命力の強さか生き生きとしておりました。
後半は、到来した猫柳を入れました。
道具組は、梅に因んでみました。
掛物 梅花和雪香
花入 一重切
花 白玉・千両
香合 白磁梅
釜 万代屋
棚 三木町
水指 祥瑞雲堂手
茶入 丹波
袋 宮内間道
茶器 根来六瓢(平)
茶碗 赤、黒
干支、お題、筒、馬上杯
茶杓 初音
建水 エフゴ
蓋置 玉の絵
菓子器
主菓子 魁(練り切)
干菓子器 八角盆
干菓子 奈良の香、押物(宝尽)
茶 宇治の光、福禄寿
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令和 6 年 1 月 |
初釜 |
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今年の初釜は、コロナ感染症が、5類になった事を受け、細心の注意を図り、四つ椀を用いて行いました。例年より雪が少なく天気に恵まれました。しかし、元日の地震、二日の飛行機事故と、目出度いとは言えない幕開けになってしまいました。
道具組は、108年前の辰年にかかれた軸を中心に辰尽くし。
献立では、久々のミルキー米、ここ3年は味噌汁はなかったので、味噌の調整に苦労し、手に入った食材で焼物なら、味噌幽庵や味噌漬けに、八寸山のものもお客様に合わせて変更しました。
体力に合わせてゆっくりと健康で楽しい茶の湯ができる事を願うだけです。
今年も稽古においては、嘘の無いよう疑問の点は、確認後正確にお伝えしたいと思います。
掛物 龍日献四海水
寄付 福寿圓満 玉の絵
琵琶台 干支張り子辰 了々斎好寄木卓
花入 青竹、一重切
花 結び柳、白玉・千両
香合 安南写龍図
釜 尻張
棚 一閑青漆爪紅高麗卓
水指 古赤絵写龍の図輪花口
茶入 模古備前
袋 龍の図
茶器 和敬棗(中)
茶碗 濃茶:嶋台
薄茶:龍の図、海老、宝船、橙、蕪の図、干支、お題(和)
茶杓 龍門
建水 宝尽
蓋置 福槌
菓子器 沖縄塗朱丸盆
主菓子 上用きんとん(三鴻深瀬)
干菓子器 一閑俵形
干菓子 干支ふの焼き煎餅・有平(結び)・琥珀(竹)
濃茶 宇治の光(芳翠園)
薄茶 福禄寿(芳翠園)
懐石(四つ椀)
飯 ミルキー米
汁 色紙大根白味噌仕立、落辛子
向付 鮃コブ〆、菊、わさび、二杯酢
煮物 蟹真薯、人参、三つ葉、結び昆布、ゆず
焼物 鰆味噌漬
炊合 海老芋、生麩2種、海老、刻み柚子
和物 ゆり根梅肉和え
小吸物 松の実、あられ
八寸 数の子味噌漬け、たたき牛蒡、巻柿
香物 沢庵、千枚漬け、赤蕪
焦湯
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