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平成28年稽古だより
平成28年12月
重ね茶碗
 今月はいよいよ千秋楽に近づきましたので一年の無事に感謝した道具組。気ぜわしい年末を忘中閑、ゆっくりとしたひと時と思います。
 花は到来物と裏庭の残花を組み合わせた。
 稽古仕舞いの道具組は若干変えてみた。主菓子には手作りの粟ぜんざいを用意しました。今年は餅粟に替えてみたが大きな変化は感じられなかった。
 花は最後も頂いた花を用いた。花主に心から感謝申し上げたい。
 
(12/7)
掛物 閑座聴松風
花入 越前鉄漿壺
 花  一両、照葉(柏葉あじさい)
香合 ハジキ(織部)
釜  万代屋
棚  江岑
水指 コマ図
茶入 丹波肩付
 袋  正倉院文様
茶器 根来六瓢(平)
茶碗 赤、大根図、吹き寄せ
茶杓 無事
建水 エフゴ
蓋置 紫交趾 茄子
菓子器 菓子椀
 主菓子 粟ぜんざい
干菓子器 内朱四方
 干菓子  切さんしょ(鶴岡木村屋)
茶   高砂、和光


(12/17)

     

掛物 閑座聴松風
花入 越前鉄漿壺
 花  寒菊
香合 ハジキ(織部)
釜  万代屋
棚  江岑
水指 コマ図
茶入 丹波肩付
 袋  正倉院文様
茶器 根来六瓢(平)
茶碗 赤、大根図、南天
茶杓 無事
建水 エフゴ
蓋置 紫交趾 茄子
菓子器 キンマ
 主菓子 ゆず饅頭
干菓子器 内朱四方
 干菓子  切さんしょ(鶴岡木村屋)
茶   高砂、和光


(12/24)
      
 
    

掛物 先今年無事 芽出度千秋楽
花入 信楽瓢
 花  白玉椿、烏羽玉
香合 桃(交趾)
釜  万代屋
棚  江岑
水指 菊桐
茶入 丹波肩付
 袋  正倉院文様
茶器 和敬(中)
茶碗 赤、干支申、南天
茶杓 埋火
建水 エフゴ
蓋置 夜学
菓子器 菓子椀
 主菓子 粟ぜんざい、小松こんぶ
干菓子器 丸
 干菓子  しののめ、さざれ石(塩芳軒)
茶   高砂、和光

平成28年11月
開炉 壺飾り 乱組(紙釜敷)
 今月は待ちに待った開炉です。道具組は軸に合わせてめでたさ尽くしにしました。壺飾り、炭斗はふくべにして乱組の復習。
 花は到来物と裏庭の残花を組み合わせた。
 旧暦10月亥の日(一、二、三)に合わせて道具組を若干替えた。
 
(11/5)
掛物 鶴宿千年松
花入 竹一重
 花  山茶花、白玉
香合 猪(丹波)
炭斗 瓢
釜  万代屋
水指 織部
茶入 上野肩付
 袋  針屋金襴
茶器 菊絵(中)
茶碗 黒、安南福の字
茶杓 吉祥
建水 備前
蓋置 変わり竹
菓子器  織部丸
 主菓子 亥の子餅
干菓子器 八角しのぶ草
 干菓子  みちのく煎餅(売茶翁)、押物(老松)
茶   高砂、和光

(11/9)
 
茶器 一閑紅葉押絵(中)
(11/12)
 
 
(11/19)
    

掛物 開門多落葉
花入 竹一重
 花  ホトトギス、山吹照葉
香合 猪(丹波)
炭斗 瓢
釜  万代屋
水指 織部
茶入 備前肩付
 袋  石畳宝尽くし
茶器 しのぶ蒔絵(中)
茶碗 黒、安南福の字
茶杓 吉祥
建水 エフゴ
蓋置 竹
菓子器  キンマ
 主菓子 こうそんじゅ(きんとん)
干菓子器 松絵四方
 干菓子  御池煎餅、押物(雀)
茶   高砂、白寿
(11/26)
    

掛物 開門多落葉
花入 備前筒
 花  のこん菊、照葉(柏葉あじさい)
香合 織部ハジキ
炭斗 瓢
釜  万代屋
水指 萩
茶入 丹波肩付
 袋  ペルシャ紋
茶器 しのぶ蒔絵(中)
茶碗 黒、安南福の字
茶杓 佳日
建水 エフゴ
蓋置 竹
菓子器  キンマ
 主菓子 こうそんじゅ(きんとん)
干菓子器 内朱四方
 干菓子  寒氷(雁)
茶   高砂、白寿
平成28年10月
大板 略盆点 中置
 道具組はいよいよ風炉の時期が残り少なくなりましたので軸と香合、水指・茶杓・茶碗・蓋置で秋の風情と実りを表しました。また、本日は達磨忌。掛け軸は六祖慧能から一夜で印可を受けたといわれる禅僧が編んだ証道歌26番に出典が見られます。
 花は裏庭の花々です。
 
(10/5)
掛物 江月照松風吹
花入 手付き籠
 花  秋明菊、ほとどぎす、ウバタマ
香合 一閑三ケ月
風炉・釜  琉球、田口
棚   大板
水指 備前竹節
茶入 丹波肩付
 袋  宮内間道
茶器 住吉(中)
茶碗 伊羅保、俵、尾花
茶杓 秋祭
建水 黄瀬戸
蓋置 千切
菓子器  織部丸
 主菓子 実りの秋(栗きんとん)
干菓子器 四方
 干菓子  菊花煎餅(諸江屋)、押物(初紅葉)
茶   高砂、和光




 いよいよ風炉の時期が終わりに近づき、鉄道安風炉掻き上げ灰にしました。花は到来物です。

(10/26、10/29)
掛物 海雲山月情
花入 越前鉄漿壺
 花  のこん菊、ヒヨドリ
香合 傘
風炉・釜  鉄道安、刷毛目、備前敷瓦
敷瓦 備前
水指 瀬戸芋頭
茶入 丹波肩付
茶器 溜尻張
茶碗 黒沓、伊賀写、金継碗形
茶杓 小男鹿
建水 エフゴ
蓋置 竹
菓子器  織部丸
 主菓子 紅葉(きんとん)
      照葉(煉り切り)
干菓子器 四方
 干菓子  御池煎餅、押物(雀)
       竹流し、押物(俵)
茶   高砂、和光

平成28年9月
  組合せ 続きお薄 且座  数茶
 道具組は立秋を過ぎても残暑が厳しい日が続きますので夏の名残と自然界は虫の音がきかれ待ち遠しい秋を先取りしている雰囲気を目指しました。また、今月は天然忌の月なので己を振り返り修練することを目指した。
 花は到来の思い草と糸薄、裏庭の残花の槿。
 
(9/3)
掛物 清風生八極
花入 越前鉄漿壺
 花  思い草、糸薄
香合 八角虫かご
風炉・釜  朝鮮、真形
棚   小四方
水指 染付
茶入 丹波肩付
 袋  宮内間道
茶器 あこだ
茶碗 大徳寺呉器、秋草図
茶杓 新涼
建水 エフゴ
蓋置 つくね
菓子器  織部丸
 主菓子 月鈴子
干菓子器 丸
 干菓子  麩の焼(亀屋清永)、押物(夏姿)
茶   高砂、和光




(9/14 9/24 且座 数茶)
掛物 時々勤拂四拭
花入 瓢籠
 花  槿、矢筈薄
風炉・釜  朝鮮、真形
棚   竹台子
水指 備前細
茶入 丹波肩付
 袋  宮内間道
茶器 あこだ
茶碗 大徳寺呉器
茶杓 初心
建水 エフゴ
蓋置 つくね
菓子器  織部丸
 主菓子 きぬかつぎ
干菓子器 丸
 干菓子  菊花せんべい(諸江屋)、押物(月と兎)
茶   高砂、和光

  

  

平成28年8月
追善 茶筅飾
 道具組は旧盆の時期そして先代の十三回忌に当たるので縁の道具を用い追善茶事を行った。寄付は先代が煎茶も嗜んでいていただいたお家元の消息。その他は父母の思い出ある数々。花は大事に手入れしていた槿。
 久方ぶりの朝茶事、しかも追善でしたので精進料理に苦心した。献立を決めるまで亭主の楽しみを十分味わった。
 
(8/6・8/10) 
寄付 取次礼状(煎茶方円流家元水口豊園)

初座
掛物 長刀鉾帯地(遺愛の帯を以)
風炉・釜 鉄鬼面切合
敷瓦 信楽
炭斗 平
香合 乾漆蓮の実
琵琶台 供茶

後座
花入 瓢掛
 花  槿(底紅)、しま芦
水指 根来手桶
茶入 染付
 袋  利休間道
茶器 竹(中)
茶碗 赤、黒馬盥、墨絵、魚紋、三島、茄子
茶杓 知足
建水 サハリ
蓋置 竹
菓子器 賀寿美
 主菓子 おもかげ(葛)
干菓子器 丸盆(栓の木)
 干菓子  御池煎餅、押物(しのぶ草)、有平
茶   桓文、和光


懐石:()は8/10

汁   色紙冬瓜合味噌仕立 切りごま
楪子  干し蕨(干ゼンマイ)、きくらげ、人参胡麻酢和え
豆子  昆布
雀皿  沢庵
平   蓮根餅、ふのり、茗荷 清まし仕立
強肴  炊合(がんも、人参、竹の子、隠元)
強肴  翡翠茄子の浸し
小吸物 大徳寺納豆(へぎ梅)
八寸  塩鮑(唐墨)、アスパラ味噌漬
香物  浅漬
こげ湯

   

(8/12)
掛物 瀧図
花入 あけび蔓掛け籠
 花  槿
風炉・釜  朝鮮,真形
水指 春慶釣瓶
茶入 赤膚
 袋  大灯金襴
茶器 しのぶ草(中)
茶碗 赤、墨絵、茄子
茶杓 おもかげ
建水 エフゴ
蓋置 竹
菓子器  織部丸
 主菓子 朝顔(錦玉)
干菓子器 丸
 干菓子  御池煎餅、押物(忍)
茶   高砂、桐の森




(8/20)
掛物 草花孤虫
花入 手付き籠
 花  芙蓉
風炉・釜  朝鮮,真形
水指 春慶釣瓶
茶入 備前
 袋  石畳宝尽
茶器 曙塗(中)
茶碗 赤、墨絵、茄子
茶杓 新涼
建水 エフゴ
蓋置 竹
菓子器  織部丸
 主菓子 秋の風(練切)
干菓子器 丸
 干菓子  麩の焼(亀屋清永)、押物(忍)
茶   桓文、和光
      

平成28年7月
平炭斗扱・習事(長緒・茶筅飾・仕組)・薄茶総飾り四滴の扱い
 道具組は七夕、アユに因んでいます。平炭斗籠、四滴の扱いにについて復習です。
 軸からは瀧つぼに静かに落ちる水と周りの草が見えてくるようだが。
 花は半夏生の日に咲き始めた自宅の槿と到来したものです。

(7/9) 
掛物 瀧画賛 清音
花入 備前徳利
 花  女王様の耳飾り、半夏生
香合 朝顔図桐団扇
風炉・釜  琉球、田口
棚   桑小卓
水指 碌々斎好写蛸ツボ
茶入 老松
 袋  正倉院裂写
茶器 油滴
茶碗 黒、梶の図
茶杓 笹舟
建水 卓下織部
蓋置 蟹
菓子器  手付竹かご
 主菓子 浜土産(亀屋則克)
干菓子器 銅蟲丸
 干菓子  竹流し(弘前大坂屋)、押物(糸巻)
茶   高砂、白寿


(7/13) 
掛物 瀧画賛 清音
花入 桂籠
 花  槿、半夏生
香合 朝顔図桐団扇
風炉・釜  琉球、田口
棚   桑小卓
水指 碌々斎好写蛸ツボ
茶入 老松
 袋  正倉院裂写
茶器 油滴
茶碗 黒、笹の図
茶杓 清流
建水 卓下織部
蓋置 蟹
菓子器 手付竹かご
 主菓子 若鮎
干菓子器 銅蟲丸
 干菓子  竹流し(弘前大坂屋)、押物(糸巻)、江出の月(志乃原)
茶   高砂、白寿


  

(7/23) 
掛物 夏雲多奇峰
花入 瓢(掛)
 花  槿、矢筈薄
香合 波に千鳥扇面
風炉・釜  朝鮮、真形
水指 織部平割蓋
茶入 丹波
 袋  正倉院裂写
茶器 網目(中)
茶碗 赤、笹の図、安南絞手
茶杓 波の舞
建水 サハリ
蓋置 色絵鉄線
菓子器 ガラス四方
 主菓子 玉すだれ
干菓子器 銅蟲丸
 干菓子  松風(熊本)、押物(帆かけ舟)
茶   高砂、白寿


 
   
平成28年6月
炭手前(初炭、盆香合)、習事(仕組点、組合点)
 道具組は水に因んでいます。軸は山形の文化人風翁山人の画賛。風翁山人は、現在山形県立博物館の企画展(京と山形の交流-伝えられたやきもの)に山形と京文化の仲立ちした細谷一族に連なる人物として紹介されております。宝紅庵にも関係深い宮城家の人です。清風荘(宝紅庵)庭園西側に寿碑があります。
 花は、到来したものです。

(6/4) 
掛物 舟の図
花入 瓢籠
 花  うちょう菊、みぞそば、ももば桔梗
香合 山なみ
風炉・釜  琉球、田口
棚  青漆爪紅糸巻二重
水指 染付
茶入 備前肩付
 袋  石畳宝尽くし
茶器 住吉蒔絵(中)
茶碗 飴、暦手、苗
茶杓 清流
建水 エフゴ
蓋置 傘
菓子器 織部
 主菓子 あじさい(煉り切り)
干菓子器 打出角盆
 干菓子 松風、押物(水)
茶  朝日、青海白


(6/14 6/18)
掛物 舟の図
花入 旅枕
 花  夏咲秋明菊、ぎんぼ
香合 乾漆マンゴスチン
風炉・釜  琉球、田口
棚  青漆爪紅糸巻二重
水指 染付
茶入 備前肩付
 袋  石畳宝尽くし
茶器 網目(中)
茶碗 飴、安南手、枇杷図
茶杓 清流
建水 黄瀬戸大脇差写
蓋置 水草
菓子器 織部
 主菓子 葛焼
干菓子器 了々斎好打合せ盆
 干菓子 蓮月尼煎餅、押物(松竹梅)
茶  高砂、白寿


  
平成28年5月20日(金)
茶筅飾り、数茶
 道具組は山々の新緑が清しくまた里は田植えが本格化している光景に合わせた。
 花は、裏庭のもの。到来した矢車草で、花は蕾とのことですが珍しいので掛けみた。
 
掛物 千山添翠色
花入 徳利
 花  卯の花、都忘れ
香合 欅蛇の目
風炉・釜  鉄道安、姥口刷毛目
水指 備前
茶入 赤膚肩付
 袋  大燈金襴
茶器 柳橋蒔絵(金輪寺)
茶碗 朝日、龍図、苗
茶杓 いろは
建水 エフゴ
蓋置 竹
菓子器 織部
 主菓子 春のきそい(きんとん)
干菓子器 打出角盆
 干菓子 松風、押物(アヤメ、水)
茶  高砂、白寿
平成28年5月7日(土)
初風炉
 道具組は半年ぶりの風炉仕立て。端午の節句に因み軸は古い鍾馗様、花入れは屈原に関係する粽形にした。
 花は、裏庭のもの。毎年思うことですが手入れもさぼりがちなのに季節になれば咲いてくれます。また、牡丹をいただいたので入れました。稽古中に刻々と開いてきました。
 丸灰の出来は昨年より良くなったか。
 
掛物 鍾馗図
花入 南蛮写粽
 花  矢車草、都忘れ
香合 一閑風車
風炉・釜  鉄道安、姥口刷毛目
水指 備前
茶入 赤膚肩付
 袋  大燈金襴
茶器 柳橋蒔絵(金輪寺)
茶碗 小井戸写、龍図、菖蒲
茶杓 いろは
建水 エフゴ
蓋置 竹
菓子器 織部
 主菓子 唐衣(外郎製)
干菓子器 打出角盆
 干菓子 みちのく煎餅、押物
茶  高砂、白寿


     
平成28年4月30日(土)
大口、五徳蓋置扱い
 道具組は里山が雪解けすすみ河川は大水に満たされる季節にちなみました。例年、水指を大甕と大口を交互に使用して炉の最後にしております。 軸は90歳の老師によるものです。よく見るとはじめは筆運が遅くにじみが見られるが三文字の「心」は渾身の字になっていて心惹かれる。
 花は到来で、花入れは旅立ちの季節に合わせました。。
 
掛物 平常心是道
花入 信楽旅枕
 花  桐の実、二輪草、延命草
香合 鱗に水
釜   透木
水指 利休好み大口
茶入 赤膚肩付
 袋  大燈金襴
茶器 桧葉蒔絵(中)
茶碗 小井戸写、吉野山水図
茶杓 清流
建水 エフゴ
蓋置 五徳
菓子器 キンマ
 主菓子 春水(煉り切り)
干菓子器 布張四方
 干菓子 御池煎餅、大徳寺納豆菓(紫竹庵)
茶  高砂、白寿

平成28年4月9日(土)
続きお薄
 道具組は、ようやく利休忌の掛け釜が終わったので季節に合わせました。花は裏庭の椿、例年は炉の季節には蕾ですが今年は間に合いました。 桜開花の便りが前日でしたので戸外は掛け軸のとおりになりました。
 
掛物 花開萬国春
花入 瓢
 花 椿
香合 万歳
釜  透木
棚  碌々斎好抱清
水指 織部
茶入 丹波肩付
 袋 正倉院裂写
茶器 吹雪
茶碗 赤、吉野山水図
茶杓 村祭
建水 エフゴ
蓋置 竹
菓子器 キンマ
 主菓子 花筏(煉り切り)
干菓子器 布張四方
 干菓子 花供曾(田丸彌)
茶  高砂、白寿

下記は地区利休忌の風景で、近所の野原に自生していた菜の花です。
   
平成28年3月26日(土)
総稽古
 道具組は、4月に行われる利休忌を用いています。
 花は、三種類で珍しいと到来した「アズマイチゲ」も入れました。
 
掛物 土筆画賛 草自生
花入 越前鉄漿壺
 花 白玉椿、ねこやなぎ
香合 桃
釜  阿弥陀堂
棚  小四方
水指 古瀬戸写一重口
茶入 赤膚肩付
 袋 大燈金襴
茶器 利休形力(大)
茶碗 赤、霞
茶杓 直心
建水 大脇差写
蓋置 糸巻
菓子器 キンマ
 主菓子 春一番(きんとん)
干菓子器 布張四方
 干菓子 御池煎餅、押しもの
茶   高砂、白寿
平成28年3月9日(水)
茶通箱
 道具組は、水にちなんでいます。山形も例年と異なり雪の下には草が顔を出しています。又、東大寺では営々と続いているお水取りの神事、越前でお水送り神事が行われました。
 
掛物 土筆画賛 草自生
花入 越前鉄漿壺
 花 白玉椿、ねこやなぎ
香合 上巳
釜  阿弥陀堂
棚  抱清
水指 織部
茶入 赤膚肩付
 袋 大燈金襴
茶器 曙(中)
茶碗 飴、初午、芽吹き柳
茶杓 清流
建水 エフゴ
蓋置 竹
菓子器 キンマ
 主菓子 下萌(きんとん)
干菓子器 布張四方
 干菓子 押物水仙(亀屋則克)、せつだの梅
茶   高砂、千代緑、白寿
平成28年2月27日(土)
後炭 
 道具組は、利休忌に向けております。本日は逮夜にあたるので古い利休像を掛けました。いかんせん「賛」はかろうじて読むことができましたが「賛」を書いた老師の素性が分からなく残念なことです。今年は克服しなければとの思いを強くしたところです。
 釜は、阿弥陀堂。前回釜の口径が狭く苦戦していたので変えてみた。
 花は、前日に到来した椿、猫柳。花が葉の裏に隠れてついていることに若干腹立たしく思っていたのですが、寒さから身を守るためとの訳を聞き健気さを思い納得しました。
 
掛物 利休居士像
花入 信楽旅枕
 花 白玉椿、ねこやなぎ
香合 猿
釜  阿弥陀堂
棚  小四方
水指 膳所雲堂手
茶入 備前肩付
 袋 宝尽し石畳
茶器 力棗
茶碗 赤、霞、干支
茶杓 おもかげ
建水 黄瀬戸
蓋置 糸巻
菓子器 曙塗り丸
 主菓子 下萌(きんとん)
干菓子器 梅象嵌四方
 干菓子 彩華・押物水仙(亀屋則克)
茶   高砂、白寿


( 番外 )
 昨日は、11流派からなる「宝紅会」が主催している「日釜当番」にあたっておりましたので立礼席で釜を掛け社中の勉強会をしました。川越から観光で来県したお客様がおりまして、毎日「お茶の接待」を受けることができることにたいそう感激していただきました。

         
平成28年2月13日(土)
盆香合・長緒・絞り茶巾
 道具組は、利休忌に向けて用いております。しかし2月なので節分の雰囲気も出してみました。
 釜は、季節的には早いのですが、姥口扱いに慣れてもらいたいので使用しました。しかし、釜の口径が思ったより小さく苦戦しました。
 花は、家の周りを見渡したら、雪をかぶった垣根の紅かなめが目に入ったので使ったのですが。
 新しい年の切り替えに手間取り一気のアップとなりました。
 
掛物 時々勤拂拭
花入 鬼の腕
 花 藪椿、紅かなめ
香合 うそ鳥
釜  姥口丸
棚  小四方
水指 膳所雲堂手
茶入 備前肩付
 袋 宝尽し石畳
茶器 溜昔形
茶碗 赤、好雪、筒(寒雀)
茶杓 いろは
建水 唐金
蓋置 東雲焼
菓子器 赤四方
 主菓子 福梅(煉り切)
干菓子器 内四方
 干菓子 薄氷(五郎丸)・押物水仙(亀屋則克)
茶   高砂、白寿
平成28年1月30日(土)
稽古始め・絞り茶巾
 道具組は、干支の猿に因み組みました。
 花、特に柳はますます元気なのでそのままにしておきました。
 4月に地区の利休忌を担当させていただくので、道具組は少しづつ組み入れ慣れてもらうことにしました。
 
掛物 冬嶺秀孤松
花入 越前鉄漿壺(掛け)
 花 白椿
香合 猿
釜  天明筋写
棚  小四方
水指 白薩摩
茶入 丹波肩付
 袋 宮内間道
茶器 住吉蒔絵(中)
茶碗 赤、好雪、筒(寒雀)
茶杓 いろは
建水 黄瀬戸
蓋置 蟹
菓子器 丸
 主菓子 水仙(煉り切)
干菓子器 梅象嵌四方
 干菓子 あずき煎餅(鶴屋吉信)・押物干支(亀屋則克)
茶   高砂、白寿
平成28年1月16日(土)
初 釜
 今年の初釜は2回に分けて自宅において行いました。雪はほとんどなく山形の冬らしからぬ穏やかな気候でした。
 道具組は、干支、お題、めでたさで組みました。
 今年の懐石献立は、例年とほぼ同じですが、昨年の反省を生かし、サイズを小さくした。焼魚の調理を柚庵漬けにして、八寸に黒豆の松葉刺しを始めて用いた。年末に零余子を頂いたので塩ゆでして八寸に加えた。
 炭は、昨年より調子よく、懐石終了とのズレは少なかった。
 席中は、思い思いが交錯していた様子でしたが、健康で楽しく茶の湯ができるよう祈念しながら終了しました。
 いつも頭の片隅から離れることのない「らしいお茶」を考え続けていく一年としていき、道具組に行かせたらと思います。稽古においては疑問の点は、確認後正確にお伝えしたいと思います。
 
掛物 瑞雲生五彩 (寄付:色紙 富士画賛)
 琵琶台 干支張子
花入 青竹、一重切
 花 結び柳、白椿
香合 はじき
釜  天明筋写
水指 耳付織部
風炉先 独楽繋ぎ
茶入 朝鮮唐津
 袋 伊予簾
茶器 一閑芽張柳
茶碗 伊羅保、干支申、三番叟、注連縄、海老、南天
茶杓 是貴人
建水 砂張
蓋置 干支申
菓子器 一閑うるみ塗亀甲型
 主菓子 初春(薯蕷きんとん、三鴻深瀬)
干菓子器 末広繋ぎ丸盆
 干菓子 干支煎餅(笹屋伊織)・松葉(亀屋則克)・霜柱(玉澤本舗)
茶   宇治光、銀印大福茶



          

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