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平成24年稽古だより
2012年12月22日(土)
稽古終い・重ね茶碗
 本日は、稽古終いです。また昨日は、冬至でしたのでこれからは、一陽来復。歳時記によると、冬至の七運と言って「ん」のつく食材七種を食すると運気上昇するとのこと。
 掛物は、年末によく見かける字句で一年の速さを感じたところです。
 菓子は、、蕎麦饅頭、小豆煎餅を合わせてみました。
 点前は、先週に続いて基本に立ち返りていねいに復習し、また初釜に向けて、重ね茶碗の稽古も行いました。
 裏庭の花は、烏羽玉をわずかに残すのみで、枯れてしまいました。折よく白玉椿をいただきましたので入れました。
 今年は、五里霧中で自身の覚え書きとして稽古だよりを書きつづってきました。来る年は、「お茶がある」とはどういうことなのかを探りながら、稽古場に反映できたらと考えているところです。
 
掛物 先今年無事芽出度千秋楽
花入 備前徳利
 花 白玉
香合 壬辰(信楽)
釜  小万代屋
棚  江岑
水指 宋胡録
茶入 備前
 袋 石畳宝尽し金襴
茶器 曙塗り中棗
茶碗 大樋赤・唐津・大根
茶杓 埋火
建水 黄瀬戸
蓋置 癸巳(交趾鱗透)
灰器 焼〆
主菓子 蕎麦饅頭
干菓子 小豆煎餅(鶴屋八幡)・菊寿等(鍵善良房)・松の雪(丸太町かわみち屋)
茶   高砂・白寿
2012年12月8日(土)
一年の無事に感謝して
 本日は、一年の諸々を振り返り無事に終わりつつあることに感謝しました。また、道具・菓子に無事息災と健康長寿の願いをこめました。
 点前は、基本に立ち返りていねいに復習しました。花は、寒さにめげないで咲いている花です。
 年末に向かい気ぜわしくなりますが、一番夜長の時期なのでゆるゆるとお茶を楽しみたいと思います。
忙中閑。
 
掛物 伯蔵主
花入 備前徳利
 花 少女花・つくばね
香合 織部ハジキ
釜  小万代屋
棚  青漆爪紅糸巻二重
水指 信楽(替蓋:三島)
茶入 丹波
 袋 宮内間道
茶器 根来平六瓢
茶碗 萩・大根
茶杓 無事
建水 黄瀬戸
蓋置 染付夜学
灰器 焼〆
主菓子 いろり火(きんとん)
干菓子 唐板(水田玉雲堂)・切さんしょ(鶴岡)
茶   高砂・白寿
2012年11月17日(土)
炉開き・壺飾
 本日は、半年ぶりで炉を開きました。畳・庭の垣根も新しくしまして、例年になく新たな雰囲気になりました。灰は乾燥がすすんでいましたが、あられにするときは、ほぼ例年と同じように思いました。
 道具組を通じて「ハレとケ」、壺飾り、椿や亥の子餅について学習を深めた。
 花は、裏庭の椿と大蕨の山のつくばね。椿は、調整がならず堅い蕾になりました。
 濃茶聖篁は、バランスが良く、よく練られていておいしいお茶になった。(なによりです)
  先週の講習会での成果を言葉に出して、試してみました。言葉に詰まり、常の稽古の大事さを改めて実感したところです。

掛物 茶の十徳
花入 備前徳利
 花 椿・つくばね
香合 染付碾臼
飾壺 青交趾藤
 口覆 天平花兔
釜  小万代屋
水指 織部
茶入 上野
 袋 針屋金襴
茶器 蓬莱山
茶碗 赤楽・吹き寄せ
茶杓 吉祥
建水 えふご
蓋置 竹
灰器 焼〆
主菓子 亥の子餅(溜鱗鶴喰籠)
干菓子 御池煎餅・老松(四方松の絵)
茶   聖篁・和光
2012年11月3日(土)
名残・中置
 本日は、風炉の最後なので、名残の雰囲気で、鉄道安掻きあげ灰に刷毛目釜、水指は小ぶりなものを用いた。
花は、前回に使った残花で、元気な草花を残らず入れたため、少々多めになりましたが、どれも捨てがたく入れてしまいました。
 干菓子器の奈良一閑と干菓子が良くマッチして映りが良かった。
 掛け軸の納まりが悪く気にかかるところですが、修正がままならず、今後の課題か。
 次回は、早いもので、開炉の時期です。畳の入れ替え・炭の交換等々総入れ替えをするので、雰囲気が一変します。

掛物 画賛 清風万里秋
花入 備前筒
 花 檜扇・つわぶき他残花
香合 根竹
風炉 鉄道安
 釜 刷毛目
水指 備前小壺
茶入 丹波
 袋 宮内間道
茶器 溜一閑折ため
茶碗 唐津・飛び石の図
茶杓 小男鹿
建水 えふご
蓋置 竹
主菓子 熟柿(外郎)
干菓子 竹流し(大阪屋)・菊、照葉(則克)
茶   高砂・白寿
2012年10月27日(土)
天然忌
供茶・且座
 本日は、遅れていた天然忌で、供茶、且座を行いました。時代背景も含めて、如心斎の偉業を学習し偲びました。花は、乾燥させた蓮を入れました。掛け花入れは、且座の正客が入れたつわぶき。見菓子は、実われのしていない柘榴にしました。 
 干菓子は、ちょうど13夜にあたっているので、月に兔の打ちものを使いました。
 終了後は、手作りの弁当をいただきながら、調理方法や食材について、盛り上がりました。松茸ごはんが、少し固めだった。又、胡麻豆腐は、前回の反省から1:1:5でやりましたが、かために仕上がり中々難しい。(反省)

掛物 円相
花入 惺斎好唐銅・備前筒
 花 蓮・斑入りつわぶき
風炉 鳳凰
 釜 浜松紋富士釜
棚  竹台子
水指 細備前管耳・碌々斎好蛸壺
茶入 丹波
 袋 宮内間道
茶器 アコダ
茶碗 小井戸・菊
茶杓 松風
建水 えふご
蓋置 而妙斎好み竹三輪
主菓子 上用
干菓子 月に兔(則克)・蓮の実(鈴屋)
茶   高砂・白寿
点心 信玄弁当
2012年10月18日(木)
大板・包袱紗・唐物
 本日は、秋が深まりゆく頃なので、寒山詩集の一句を掛けました。11月の講習会での演習科目である唐物点の扱いを復習しました。何年かぶりなので、戸惑いがありましたが、徐々に思い出したようでした。また、とりあえずというもてなしの、包袱紗で濃茶もいただきました。
花は、自宅裏庭の白い秋明菊。
 道具の取り合わせの多様性についても学習したところです。茶会に出かける時の楽しみ方が増えました。
 主菓子は、実りの秋らしくあけびを用いました。干菓子に使用した、真盛豆で遠い昔の北野茶会に思いをめぐらしたところです。

掛物 吟風一様松
花入 備前徳利
 花 秋明菊
香合 柘榴(乾漆)
風炉 琉球
 釜 田口
棚  大板
水指 薩摩草花
茶入 大名物写・利休小棗
 袋 朝倉間道
茶器 金輪寺(月に雁)
茶碗 伊羅保・竹の図
茶杓 菊の香
建水 えふご
蓋置 笠
主菓子 あけび
干菓子 松風・真盛豆(金谷正廣)・やま柿(山柿庵)
茶   高砂・白寿
2012年9月29日(土)
大板の扱い
 本日は、明日が仲秋の名月にあたっているので、秋満載の道具を取り合わせました。花は、自宅の裏庭にほととぎすが咲き誇っているいるので入れ、尾花も添えてみました。手入れの悪さときびしい天候が幸いしたのか、葉が少々傷み加減で、秋らしさが出ました。
 中置に移る前に用いる大板の扱いを復習しました。風炉と釜の関係も合わせて復習しました。
 主菓子は、例年どおり、本当のサトイモの風情と皮はモチモチ感で漉し餡がさっぱりし、変わらぬ味でした。干菓子器は、月をイメージし、アルミの鍛金細工の皿を使ってみました。
 
掛物 秋月揚明輝
花入 備前徳利
 花 ほととぎす・尾花
香合 蔦(木地)
風炉 琉球
 釜 田口
棚  大板
水指 萩
茶入 丹波肩衝
 袋 もおる横裂
茶器 銀地秋草
茶碗 東陽坊写・菊
茶杓 初雁
建水 えふご
蓋置 束ね菊
主菓子 小芋(上用)
干菓子 二人静(両口屋)・木場の木流し(松嶋屋)・月(      則克)
茶   高砂・白寿
2012年9月15日(土)
竹台子・富士釜の扱い
 本日は、天然忌に因んでの道具を選んでみました。例年は、供茶の後、且座を行い如心斎の遺徳を偲ぶことにしています。しかし今年は、日程が合わず、来月に延期しました。そのため、初めての釜(鐶付がついている)を使用するので、扱いを事前予習することができました。
 重陽の節句は、過ぎたのですが、着せ綿や栗ごはんが不老長寿を招くという故事に因み、栗香合を使いました。

掛物 如心斎写菊画賛
香合 栗(乾漆)
風炉 鳳凰
 釜 浜松地紋富士釜
棚  竹台子
水指 管耳備前細
茶入 丹波肩衝
 袋 宮内間道
茶器 萩に鈴虫(平)
茶碗 小井戸・秋草
茶杓 菊之香
建水 砂張
蓋置 妙喜庵古材つぼつぼ
主菓子 こぼれ萩(煉り切り)
干菓子 光悦煎餅(末富)・千鳥(則克)
     二人静(両口屋)
茶   高砂・白寿
2012年8月25日(土)
長板二つ置き・盆香合
 本日は、即中斎宗匠の祥月命日が29日なので、縁の道具組をしました。戦中戦後の困難の時をへて、今日、隆盛の礎をお築きになった数々のご業績について話しをしました。天童・塩竈神社・飯坂での献茶式に、ご来駕の折に、お見かけした姿を懐かしく思い出したところです。
 花は、去年に植栽した、初咲の宗旦槿があったのですが、到来のぎぼうしを入れました。
 
掛物 説似一物即不中
花入 備前筒
 花  ぎぼうし
香合 而妙斎好自画ツボツボ(即中斎13回忌)
風炉 朝鮮
 釜 真形
棚  長板
水指 睡蓮画木地桶
茶入 膳所肩衝
 袋 国司間道
茶器 即中斎好写色絵秋草蒔絵
茶碗 黒楽(3代八事窯)・安南トンボ
茶杓 おもかげ
建水 砂張
蓋置 染付(瓢鮎子手作り)
主菓子 想い草
干菓子器 父母合作茄子エサン四方盆(即中斎27回忌・御母堂7回忌))
干菓子 光悦煎餅(末富)・千鳥(則克)
茶   高砂・白寿
2012年8月18日(土)
茶筅飾り・続きお薄・釣瓶水指
 本日は、お盆休みが入りましたので,久方ぶりの稽古でした。茶筅飾りと続きお薄を行いました。
 前日は、水を求めて、弁財天の湧水を汲みに行きました。付近には、その他4か所の湧水がありますが、口当たりがなめらかで、弁財天が一番のように思いました。
 また道路の脇に群集している、黄色の「からいも」の花をいただいてきましたので、自宅のトクサを一緒に入れてみました。
 暦では、立秋を過ぎたのですが、連日猛暑が続いていることもあり、扱いのある、釣瓶を使いました。次回からは、いよいよ秋の道具の出番でしょうか。
 
掛物 日々是好日
花入 瓢籠
 花  からいも・トクサ
香合 蛤
風炉 朝鮮
 釜 真形
水指 春慶釣瓶
茶入 丹波肩衝
 袋 宮内間道
茶器 夕顔香図(平)
茶碗 赤膚平・安南トンボ
茶杓 雲の峯
建水 砂張
蓋置 竹
主菓子 ひさご(道明寺羹)
干菓子 絲印煎餅(玉井屋)・水(則克)・山清水(鶴屋八      幡)
茶   高砂・白寿
2012年7月21日(土)
平水指
茶入飾り・水滴の扱い
 本日は、茶入飾りと割蓋平水指・水滴の扱いです。
花は、二三日前から咲き始めた槿を一輪入れました。
 祇園祭りが好きだった前の先生の命日が近づいたので、掛け軸は、遺愛の帯地を掛けました。また、新築祝にいただいた染付小壺で茶入飾りを行い先生を思い出しながら、しばし偲びました。
 社中の研修で、八坂神社の献茶式に参加し、美濃幸と万亭の副席に入ってきました。薄茶の量と温度・花の入れ方・もてなしの仕方等々の話題で、格段と楽しい稽古になりました。
 また、月鉾の胴掛けが新調され、製作は山辺町のオリエンタルカ-ペットとのことだったので、ひとごみをかき分けやっとたどり着き、まじかで観てきました。(山辺町は出身地です)
 主菓子も、縁の浜土産をいただきました。10数年前に稽古で初めてお目にかかった時の驚きを思い出し、今年もいただくことができたことに感謝したところです。
干菓子は、お土産が重なり、口福の時間でした。

掛物 遺愛の帯地
花入 あけび籠(掛け)
 花  槿
香合 鐘
風炉 朝鮮
 釜 真形
水指 織部平(割蓋)
茶入 京焼肩衝
 袋 正倉院裂
茶器 水滴
茶碗 黒楽平・仁清写忍草
茶杓 雲の峯
建水 唐銅えふご
蓋置 朝顔
主菓子 浜土産(則克)
干菓子 やき鮎(玉井屋)・青楓(則克)・琥珀(豆政)
      山鉾巡行餅(亀屋長生)
茶   高砂・千代の緑
2012年7月5日(木)
桑小卓
長緒・続きお薄
 本日の道具組は、夏の定番の取り合わせにしました。前回とほぼ同じですが、水指と蓋置をかえました。
 裏庭の花は、雨が少なく弱っていましたが、虎の尾だけ元気いっぱいに咲き誇っています。半夏生は、葉の一部が化粧をしたように白くなりました。その他の花は、端境期なのか、槿に主役を移す最後の頑張りのようでした。
 久方ぶりに、小習・長緒の稽古しましたが、たどたどしく、定期的にふれることの大事さを痛感しました。
 また、前回に引き続き、続きお薄も復習しました。
 主菓子も、一年ぶりの葛焼をいただき、夏を感じることができました。干菓子は、、大徳寺の茶会に行きました時のお土産を用いました。

掛物 瀧
花入 瓢かご
 花  半夏生・虎の尾・京鹿の子・からいと草・やは     ず薄
香合 ほおづき(一位)
風炉 朝鮮
 釜 真形
棚  桑小卓
水指 岩竹
茶入 老松
 袋 コプト裂
茶器 網目中棗
茶碗 丹波刷毛目・安南写
茶杓 玉すだれ
建水 唐銅平
蓋置 浅黄交趾さざえ
主菓子 葛焼
干菓子 ふのやき・通ひ路(松屋藤兵衛)
      絲印煎餅 (伊勢市播田)
茶   高砂・千代の緑
2012年6月16日(土)
桑小卓
茶筅飾り・続きお薄
 本日の道具組は、偶然ですが、「嘉祥の祝い」の日に重なりました。また今月の晦日は、夏越の大祓いでもあり二重に無病息災を祈念しました。
花は、全て裏庭に咲いている花を入れることができました。あまり手入れをしないのに感激です。
朝茶事を意識し、続きお薄を復習しました。
稽古終了後に、茶花が数種類届きましたので、昼からの雨に誘われ茶花を植栽しました。来年の楽しみが増えました。

掛物 清風入梧竹
花入 桂籠
 花  虎の尾・京鹿の子・都忘れ・うちょうぎく
香合 蛤
風炉 琉球
 釜 田口
棚  桑小卓
水指 蛸壺写
茶入 丹波肩付
 袋 宮内間道
茶器 根来平六瓢
茶碗 小井戸桜井写・あじさい
茶杓 五月晴
建水 唐銅平
蓋置 サザエ(鉄)
主菓子 ほたる
干菓子 りんご煎餅・すはま(亀屋圓月)
茶   高砂・千代の緑
2012年6月9日(土)
丸卓
総飾り・替茶碗の扱い
 本日の道具組は、風炉釜を取り換えて、より季節を意識しました。梅雨入り・鵜飼の解禁も考慮しました。座敷もやや早いと思いましたが、エコを意識し、障子戸を簀戸に替えました。簀戸の隙間から漏れる陽がさわやかに見えました。雨も降り、香合が引き立ちました。花は、裏庭に群れを成して咲き誇っている都忘れを入れました。
 また、山寺で市民茶会を開いている知り合いの席に行くため、昼食は持参していただいた海苔巻き寿司をみんなでいただきました。心遣いに感謝です。

掛物 山色清浄心
花入 瓢籠
 花  都忘れ
香合 欅蛇の目傘
棚  桐丸卓
風炉 琉球
 釜 田口
水指 瀬戸
茶入 丹波肩付
 袋 宮内間道
茶器 網目
茶碗 萩・鵜飼
茶杓 清流
蓋置 流水(釣瓶型)
主菓子 青梅(雪平)
干菓子 美山のいろどり・とちもち(田丸弥)
茶   高砂・和光
2012年5月26日(土)
盆香合・茶筅飾
四滴茶入(油滴)

 本日の道具組は、恩師縁の物です。型物香合・三木町棚について稽古しました。久しぶりに四滴茶入りの扱いを復習しました。
以前に楽美術館で見た花の思い出が強く、ちょうど庭に咲いていたので入れてみました。
 今年は、久しぶりに稽古仲間と研修旅行を計画しているので打合せも行いいっそう楽しい一日になりました。

掛物 山色清浄心
花入 備前徳利
 花  都忘れ・卯の花
香合 亀
風炉 鉄道安
 釜  刷毛目
水指 薩摩
茶入 利中棗
 袋 富貴長命
茶器 油滴
茶碗 刷毛目唐津・苗(交趾)
茶杓 清流
蓋置 杜若
主菓子 ひさご
干菓子 松風(熊本)、法の灯(亀屋清永)、みぞれ羹(両口屋)
茶   高砂・和光
2012年5月12日(土)
初風炉
運び
 早いもので本日から風炉になりました。炭はすべて小ぶりになり軽やかです。
道具の中に「ハレ」の道具を入れました。昨日に茶花の手入れをしました折、早く根ずくように咲いている花を切りましたので入れました。名前は、「シャガ」です。「シャカ」と聞き間違えましたが、名の由来を聞いて忘れないと思いました。

掛物 薫風自南来
花入 萩窯変掛け
 花  シャガ
香合 菊彫り
風炉 鉄道安
 釜  刷毛目
水指 織部
茶入 上野
 袋 針屋金襴
茶器 書きキンマ
茶碗 東陽坊写、柳に燕、藤
茶杓 二人静
蓋置 竹
主菓子 ほととぎす
干菓子 両判(末富)、紫野(玉寿軒)
茶   高砂・和光
2012年4月21日(土)
利休忌 
供茶・茶カフキ
 本日は、新暦に直すと利休が天正19年2月に自刃した日にあたっております。偶然ですが稽古日が重なりました。
供茶の後「茶カフキ」を行い、利休を偲ぶと共に例年ながら難しさをあらためて思ったところです。しかし今年は久方ぶりに皆中者が2名あり、茶室はしばし喜びと反省が交錯しておりました。干菓子には、真如堂で涅槃会に配られるあられを用いました。
稽古後は静岡産孟宗竹の若竹汁と最近作り方を知った大根の麹漬けで昼食をいただきました。

掛物 利休画像
花入 惺斎好唐銅
 花  菜の花
天目台に天目茶碗
香合 木魚
釜   透木
棚  小四方
水指 染付山水
茶器 溜夜桜
茶碗 熊川・布志名
茶杓 おもかげ
蓋置 色絵三つ蝶
主菓子 上用
干菓子 花供曽(田丸弥)
茶   高砂・菊昔・千寿の昔・和光
2012年4月14日(土)
利休忌
大口水指

 本日は、次回に行う「茶カフキ」が茶闘を基にしているので、その時代背景と如心斎により整備され茶カフキに至る道筋を大まかに学習しました。
この時期に使用される水指と五徳蓋置の扱いも復習しました。
掛物は、茶カフキの客になった時まぐれ(?)で「全」をとった日の記念です。

掛物 茶カフキの記(平成丁亥年弥生中四日)
花入 萩旅枕
 花  山茱萸・クリスマスロ-ズ
香合 大樋桐
釜   透木
水指 大口
茶入 丹波
 袋 もおる横裂
茶器 溜夜桜
茶碗 大黒写・布志名
茶杓 松風
蓋置 唐銅五徳
主菓子 春の宵(きんとん)野菜煎餅・鉄方御用留(島根・.和三盆)・おときき山
茶   高砂・和光

2012年3月17日(土)
桃の節句
 本日は、3月24日が旧の節句にあたっているので、健やかな成長を願って道具組しました。
花入れと薄板の関係や香合の使い方について盛り上がった。
濃茶は、癖のないまろやかな味でいただきやすかった。(練りも良かったのかしら)
今年も一年に一回饗する霜柱の変わらぬ味にホットしました。

掛物 雛画賛 桃花千年春
花入 紫交趾尊形 蛤端シキテ
 花  桃
香合 水に鱗(上巳)
釜   透木
棚   桐木地旅ダンス
水指 染付山水
茶入 膳所
 袋 菊いちご裂
茶器 六瓢平
茶碗 飴・春の野
茶杓 佳日
蓋置 貝合わせ
主菓子 三千歳(煉り切り)
干菓子 紙ふうせん・霜柱・栃もち
茶   高砂・和光
2012年3月3日(土)
お水取に因んで
盆香合
 本日の主題は、師の数江先生を通じて、御縁のできた東大寺二月堂お水取の期間にあたっているので、東大寺縁の道具を合わせてみました。在りし日の先生を思い出しながらの稽古になりました。
香合が木地古材で大事にしている品なので、習事の盆香合を稽古しました。初めて使った濃茶は、癖のないまろやかな味でいただきやすかった。

掛物 松風供一啜(東大寺善道)
花入 尺八(お水取りの竹をもって)
 花  椿・黒柳
香合 東大寺古材(昭和大修理)
釜   小万代屋
棚   桐丸卓
水指 宋古録
茶入 瀬戸
 袋 草花紋間道
茶器 面取吹雪
茶碗 那智黒・黄瀬戸
茶杓 若狭井(松明の竹をもって)
蓋置 瓢鮎子手作り染付
主菓子 まんさく(きんとん)
干菓子 御池煎餅・老松(和三盆)
茶   高砂・和光
2012年2月18日(土)
夜咄
前茶
 本日は、夜咄の趣向で午後4時に集まり、使用する燈りの扱いを学習後、菓子の茶事を行った。
使用した燈道具は短檠・座敷行燈・膳燭・小燈・手燭の5種類。使用した20匁の和蝋燭は思ったより長時間使用できた。当日はあまり感じなっかたが、長襦袢の裾や足袋が黒くなり煤が飛び散ったことを実感した。

掛物 梅花和雪香
後座 払子
香合 ハジキ
釜   小万代屋
水指 木地曲・萩
茶入 赤膚
 袋 大燈金襴
茶器 溜中棗
茶碗 東陽坊写・梅
茶杓 好日
蓋置 竹
菓子器 木地せいろ
  主菓子 上用(蒸して)
干菓子器 椰子の実写・丸盆
  干菓子 きじ豆(日田)・松風・お福(和三盆)
茶   高砂・和光
2012年2月4日(土)
節分・初午

 本日は、初午に因み干菓子に鶴岡のおきつね面を用いた。1月末に小鹿田焼窯元のある大分県日田市に旅行したお土産も加え、焼き物の話題で盛り上がった。

掛物 大津絵・鬼念仏
花入 備前徳利
 花  椿
香合 鬼の棒
釜   小万代屋
棚   長板
水指 染付山水
茶入 丹波
 袋 宮内間道
茶器 樹氷蒔絵
茶碗 東陽坊写・筒(槍梅)
茶杓 いろは
蓋置 瓢鮎子手作り染付
杓立 唐銅
火箸 松頭
主菓子 此花・ゆず羊羹(日田)
干菓子 御池煎餅・おきつね面
茶   金輪・和光
 

2012年1月21日(土)
初釜で使用した道具で稽古

 本日は、初釜で使用した道具の扱いを中心に稽古しました。

掛物 乾坤輝
花入 青竹・備前徳利
 花  椿・結び柳・小海老草
香合 重ね餅
釜   小万代屋
棚  爪紅ヘギ目長板
水指 染付山水
茶入 膳所
 袋 菊いちご裂
茶器 松皮塗大棗
茶碗 志野・南天・干支
茶杓 一(はじめ)
蓋置 白磁六瓢
杓立 唐銅
火箸 松頭
主菓子 松の雪
干菓子 干支煎餅・季子ごよみ
茶   桓文・高砂

 

2012年1月8日(日)
初釜

 今年も11時に席入りし、正午の茶事形式で行いました。暮れから準備に入り当日は、家族総出です。煮物椀のしんじょの柔らかさと鰤のみそ漬けの焼き具合がうまくいき良かった。干し柿と赤カブ漬けは、自家製に挑戦しました。柳は、今年も思うようなものが手に入らず課題を残した。

掛物 春入千林処々鶯

花入 青竹
 花  椿・結び柳
香合 干支(信楽)
釜   小万代屋
棚  爪紅ヘギ目長板
皆具 桶川(蓋置:唐銅つくばね)
火箸 松頭

茶入 朝鮮唐津
 袋 伊予簾宝
茶器 梅月
茶碗 遠山写(3代道年)・橙・海老
茶杓 古今無色(松)
菓子器 鱗鶴
 主菓子 えくぼ饅頭
干菓子器 朱竹皿
 干菓子 干支煎餅・松(和三盆)・茄子
茶   桓文・大福茶銀印


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