平成29年12月 |
長緒 仕組 稽古仕舞 |
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今月は早いもので晦日月です。第一日曜日は地区チャリティー茶会を担当させていただいた。
多くの方々の参会があり、緊張の中社中一同良い経験をさせていただいた。初めての点前に弟子ともども一喜一憂の一日となった。
通常稽古では、恒例の粟善哉をお出しして一年を締めくくった。
花は、今年もお世話になり感謝申し上げます。写真については、試行錯誤しておりますが、なかなかむづかしい。来年の課題としたい。
(12/3地区チャリティー茶会 )
掛物 蔵無盡
花入 大樋瓢形
花 寒菊
香合 交趾柘榴 紅白合わせ南山寿袱紗シキテ
釜 尻張
棚 利好木地山里
水指 古瀬戸耳付種壺
茶器 利好み笹露(大)
茶碗 萩、黄安南、南天、干支酉
茶杓 千歳
建水 宝尽(唐金)
蓋置 竹コマ形
煙草盆 手付き
火入 絵唐津
灰吹 吐月峯
キセル 時代
莨入 小箱
菓子器 東大寺日の丸盆他
干菓子 熊手(梅餡合わせ)、福豆(州浜) 三鴻深瀬製
茶 和光 丸久小山園
(12/9 )
掛物 閑座聴松風
花入 備前徳利
花 寒菊
香合 ハジキ
釜 阿弥陀堂
棚 江岑
水指 末広耳付き菊桐
茶入 膳所肩付
袋 菊いちご
茶器 六瓢(平)
茶碗 赤、大根蕪、干支酉
茶杓 無事
建水 エフゴ
蓋置 つくね( 菓子器 菓子椀
菓子 粟善哉
干菓子器 金鱗盆
干菓子 松風(熊本)、押物(雪花)
茶 高砂、白寿
(12/18)
掛物 寒山拾得画賛 阿阿々々大笑
花入 信楽旅枕
花 寒菊、烏羽玉
香合 織部ハジキ
釜 阿弥陀堂
棚 江岑
水指 末広耳付き菊桐
茶入 膳所肩付
袋 菊いちご
茶器 根来六瓢(平)
茶碗 赤、大根、干支酉
茶杓 埋火
建水 エフゴ
蓋置 つくね(白磁六瓢)
菓子器 菓子椀
菓子 粟善哉
干菓子器 金鱗盆
干菓子 そば板、押物(菊)
茶 高砂、白寿
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平成29年11月 |
炉開 壺飾 ふくべ炭斗の扱い 盆香合 |
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今月は炉開きです。丸畳からカギ畳に換えることをはじめ、道具も入れ替え準備。今年は12月初めに茶会を担当するので稽古には一層励まなければとの思いが充満しています。
軸はおなじみ一行。炭手前には、一年ぶりのふくべ。
後半 は大徳寺開山忌に因んでの道具を用いた。
楽しみのことが24日ありました。稽古仲間の古稀の茶事にお招きをいただいた。懐石料理は各段上達し嬉しかった。また、後入りの点前座は茶筅飾りの室礼。趣向を聞けば先代師匠の話しにおよび深い結びつきに感慨が極まり涙ぐんでしまった。(謝々)
(11/4)
掛物 鶴宿千年松
花入 備前(掛け)
花 まゆみ、ほととぎす
香合 織部ハジキ
釜 阿弥陀堂
棚 山里
水指 ツボツボ
茶入 丹波肩付
袋 宮内間道
茶器 武蔵野(大)
茶碗 萩、菊図、一楓
茶杓 吉祥
建水 宝尽(唐金)
蓋置 亥
菓子器 菊型根来
菓子 亥の子餅
干菓子器 四方
干菓子 塩阿弥煎餅(売茶翁)、栗落雁(小布施堂)
茶 月光、白寿
(11/8)
掛物 柿栗画賛 結果自然成
花入 備前(掛け)
花 つわぶき、磯菊、照葉(柏葉あじさい)
香合 織部ハジキ
釜 阿弥陀堂
棚 山里
水指 ツボツボ
茶入 丹波肩付
袋 宮内間道
茶器 一閑紅葉貼(中)
茶碗 萩、菊図、一楓
茶杓 吉祥
建水 宝尽(唐金)
蓋置 亥
菓子器 菊型根来
菓子 亥の子餅
干菓子器 四方
干菓子 みちのく(売茶翁)、老松(鍵善)
茶 月光、白寿
(11/20)
掛物 柿栗画賛 結果自然成
花入 竹一重
花 のこん菊、照葉(柏葉あじさい)
香合 瓦(金毛閣古材)
釜 阿弥陀堂
棚 山里
水指 ツボツボ
茶入 丹波肩付
袋 宮内間道
茶器 竜田川蒔絵(中)
茶碗 萩、雪上加霜(大燈国司550年遠忌)、乾山写尾花図
茶杓 錦秋
建水 宝尽(唐金)
蓋置 千切
菓子器 菊型根来
菓子 木守(ういろう製)
干菓子器 四方
干菓子 味噌煎餅(玉澤総本店)、押物(則克)
茶 月光、白寿
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平成29年10月 |
中置 大板 |
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今月はいよいよ朝夕の寒さが身にこたえる季節となり、火が恋しくなりました。また、炉開きを目前にしているので変化を楽しむ道具組にしてみた。
軸は一行と実りのいが栗図。茶碗、茶杓、蓋置に季節を感じてもらいたいと思う。
花は、裏庭にいよいよ咲き始めている秋明菊等を用いた。
(10/5)
掛物 水和明月流
花入 信楽(掛け)
花 秋明菊
香合 桑鳴子
風炉釜 朝鮮、真形、あらめ板
水指 細 備前管耳
茶入 耳付き肩付
袋 道元緞子
茶器 近江八景(中)
茶碗 黒、伊賀写、秋草
茶杓 小男鹿
建水 エフゴ
蓋置 カスガイ付竹
菓子器 織部丸
菓子 秋色(煉り切り)
干菓子器 木彫り楕円盆
干菓子 薄紅(末富)、夕月
茶 古都の昔、白寿
(10/11)
掛物 栗の図
花入 稲塚(掛け)
花 ホトトギス、山吹の実
香合 桑鳴子
風炉釜 朝鮮、真形
棚 大板
水指 瀬戸杵形
茶入 耳付き肩付
袋 道元緞子
茶器 近江八景(中)
茶碗 黒、伊賀写、秋草
茶杓 小男鹿
建水 エフゴ
蓋置 カスガイ付竹
菓子器 織部丸
菓子 栗きんとん
干菓子器 木彫り楕円盆
干菓子 開智煎餅(開運堂)、柿
茶 佳芳の昔、山路の白
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平成29年9月 |
大板 且座 数茶 |
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今月の道具組は七代家元如心斎宗匠の遺徳を偲ぶ天然忌に因んだ道具組にしてみた。
軸は季節を、2回目は軸、棚に思いを示した。
花は、おなじみの槿を多く用いたが最後の頃は残り少なくなっていた。
(9/2)
掛物 竹呼清風
花入 手付き籠
花 槿、縞葦
香合 桑鳴子
風炉釜 朝鮮、真形
棚 大板
水指 瀬戸杵形
茶入 丹波肩付
袋 ペルシャ模様
茶器 如心斎好みアゴダ茶器
茶碗 井戸、雲鶴、十牛図
茶杓 新涼
建水 エフゴ
蓋置 茄子
菓子器 織部丸
菓子 阿佐加保
干菓子器 拭き漆丸
干菓子 胡麻板(榮太郎)、押物(老松)
茶 高砂、白寿
茶とう 萩天目茶碗
(9/21)
掛物 時々勤拂拭
花入 竹一重切
花 槿
風炉釜 朝鮮、真形
棚 竹台子
水指 備前耳付細
茶入 丹波肩付
袋 ペルシャ紋
茶器 如心斎好みあこだ茶器
茶碗 黒、菊図、俵形
茶杓 直心
建水 エフゴ
蓋置 チギリ
菓子器 織部丸
菓子 上用(小芋)
干菓子器 高杯
干菓子 蓮月煎餅、さざれ石、餡塩釜
茶 高砂、白寿
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平成29年8月 |
茶入飾 仕組点 茶筅飾 長板諸飾り |
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今月の道具組はお盆の頃なので追善の道具組を行った。6日は先代の祥月命日に当たっていたので、なじみの道具を用い古いお弟子さんと昔語りの一日を過ごした。
軸、茶杓、蓋置には思い入れが深い。
菓子は、好物だった浜土産と御池煎餅を用いた。
茶入飾に用いた茶入れは、染付の小壺。これは平成15年に歌舞伎座観劇の折、たまたま銀座裏通の骨董店で見つけた思い出深い品である。
花は、先代が大事に育てていた槿。
(8/7)
掛物 遺愛の帯を以って
花入 利休所持写なたさや籠
花 槿、縞葦
香合 木地ツボツボ
風炉釜 朝鮮、真形、あらめ板
水指 朝鮮唐津木瓜形
茶入 膳所肩付
袋 国司間道
茶器 忍草(中)
茶碗 鈴の宮焼、茄子の図、魚紋
茶杓 精霊舟
建水 サハリ
蓋置 竹(インド竹林精舎の竹を以)
菓子器 竹手付き籠
菓子 浜土産
干菓子器 拭き漆丸
干菓子 御池煎餅、押物(祇園祭)
茶 高砂、白寿
茶とう 萩天目茶碗
(8/12)
掛物 清風生八極
花入 利休所持写なたさや籠
花 槿、縞葦
香合 乾漆木魚
風炉釜 朝鮮、真形、あらめ板
水指 朝鮮唐津木瓜形
茶入 膳所肩付
袋 国司間道
茶器 溜昔形
茶碗 鈴の宮焼、伝衣画山水図、魚紋
茶杓 おもかげ
建水 サハリ
蓋置 竹(インド竹林精舎の竹を以)
菓子器 竹手付き籠
菓子 浜土産
干菓子器 拭き漆丸
干菓子 御池煎餅、押物(忍草)
茶 高砂、白寿
(8/12)
掛物 笑而不答心自閑
花入 手付き籠
花 小海老草、水引
香合 倶利
風炉釜 朝鮮、真形
棚 桐木地長板
水指 水連図桶
茶入 丹波肩付
袋 ペルシャ紋
茶器 夕顔香図(平)
茶碗 小井戸、伝衣画山水図、十牛図
茶杓 好日
建水 皆具の内 竹図
蓋置 皆具のうち 竹図
杓立 青交趾笹の葉
火箸 松頭
菓子器 丸
菓子 常夏
干菓子器 打ち出し(角)
干菓子 押物(忍草)、花氷
茶 高砂、白寿
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平成29年7月
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羽根・香合 長緒 四滴 数茶 |
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今月の道具組は鮎の解禁、涼しさを表現した。軸は唐時代の官吏・詩人の張説の七言律詩の一部です。しかしあまりの暑さで、急きょ軸を瀧の絵に替えた。
長緒、四滴の復習
花は、到来物です。昨日は半夏生でしたが、「半夏の一輪咲」はみられなく残念でした。また、鑑賞用「棘なしベニバナ」も到来したので、分けて持ち帰っていただいた。今年は蕾も交じっているので全部咲かせてから乾燥させてべにばな茶にしようと思っている。
自宅の槿は7月15日に初めて2輪が開いた。あとは次々開花した。底紅槿は21日に開花した。
(7/3)
掛物 雲間東嶺千重出 樹裏南湖一片明
花入 桂籠
花 あじさい、からいと草、半夏生
香合 ほおづき
風炉釜 朝鮮、真形、あらめ板
棚 扇
水指 魚紋図
茶入 老松
袋 雲げン模様
茶器 手瓶(四滴)
茶碗 黒、鵜飼図、七夕図
茶杓 五月晴
建水 黄瀬戸
蓋置 笹蟹
菓子器 丸
菓子 葛焼
干菓子器 独楽高坏
干菓子 麩の焼煎餅(亀屋清永)、小石
茶 高砂、白寿
(7/22)
掛物 飛泉の図
花入 桂籠
花 槿、葦
香合 木地波に千鳥扇面
風炉釜 朝鮮、真形、あらめ板
棚 桑小卓
水指 岩竹写
茶入 文琳
袋 朝倉間道
老松
袋 正倉院裂
茶器 溜雪吹
茶碗 黒、魚紋図、茄子図
茶杓 波の華
建水 卓下(織部)
蓋置 蟹
菓子器 丸
菓子 水面(道明寺羹)
干菓子器 銅蟲盆
干菓子 御池煎餅、押物(水)
茶 高砂、白寿
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平成29年6月 |
盆香合 茶杓飾 台飾 続きお薄 総飾り |
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今月は風炉、釜を唐金に変えました。道具は水、後半は嘉祥の日、夏越の払いに関連してまとめた。 花は、裏庭の健気に咲いてくれた花々です。
(6/5)
掛物 釣人画賛 漁父生厓竹一竿
花入 手付籠
花 都忘れ、花筏
香合 結文(海清寺古材)
風炉釜 琉球、田口、搔合丸板
棚 小四方
水指 水鳥図
茶入 備前肩付
袋 石畳金襴
茶器 網目(中)
茶碗 赤、安南福、雨中牡丹図
茶杓 二人静
建水 エフゴ
蓋置 筍
菓子器 丸
菓子 水(煉り切り)
干菓子器 独楽高坏
干菓子 麩の焼煎餅、青楓(寒氷)
茶 高砂、白寿
(6/15)
掛物 釣人画賛 漁父生厓竹一竿
花入 手付籠
花 雪の下、紫蘭
香合 結文(海清寺古材)
風炉釜 琉球、田口、搔合丸板
棚 小四方
水指 水鳥図
茶入 備前肩付
袋 石畳金襴
茶器 網目(中)
茶碗 赤、安南福、楓図
茶杓 清流
建水 エフゴ傘筍
菓子器 丸
菓子 手毬花(きんとん)
干菓子器 打合せ盆
干菓子 御池煎餅、東雲(岩手・丸中)
茶 高砂、白寿
(6/29)
掛物 日々是好日
花入 伊賀
花 虎の尾、花筏
香合 結文(海清寺古材)
風炉釜 朝鮮、真形、あらめ板
棚 扇
水指 魚紋図
茶入 備前肩付
袋 石畳金襴
茶器 根来六瓢(平)
茶碗 黒、安南福、鵜飼図
茶杓 五月晴
建水 エフゴ
蓋置 傘
菓子器 丸
菓子 葛焼
干菓子器 独楽高坏
干菓子 奈良の香(鶴屋満徳)、小石
茶 高砂、白寿
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平成29年5月 |
初風炉 茶筅飾り |
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今月は炉を閉じ、風炉の時期になりました。幸い連休前後は稽古がなかったので炉灰の手入れ、風炉の灰型作り、炉炭の準備をゆったりとできた。
炭、水屋火箸は小ぶりになり軽やかに映る。
道具組は端午の節句,新緑、田植えの頃に合わせた。
花は、手入れが十分でない中、春を察して健気に咲いてくれた花々です。
(5/6)
掛物 鍾馗図
花入 信楽ちまき
花 山吹
香合 一閑風車
風炉釜 鉄道安、刷毛目、備前敷瓦
水指 織部
茶入 丹波肩付
袋 宮内間道
茶器 キンマ(中)
茶碗 小井戸、しょうぶ
茶杓 初心
建水 エフゴ
蓋置 竹引切
菓子器 丸
菓子 上用饅頭
干菓子器 独楽高坏
干菓子 麩の焼煎餅、筆の華(押物)
茶 高砂、白寿
(5/13)
掛物 千山添翠色
花入 信楽旅枕
花 しゃが、筏草
香合 一閑風車
風炉釜 鉄道安、刷毛目、備前敷瓦
水指 織部
茶入 丹波肩付
袋 宮内間道
茶器 キンマ(中)
茶碗 小井戸、菖蒲図
茶杓 青葉
建水 エフゴ
蓋置 竹引切
菓子器 丸
菓子 落し文
干菓子器 独楽高坏
干菓子 麩の焼煎餅、青楓(寒氷)
茶 高砂、白寿
(5/24)
掛物 田植画賛 潤乾坤
花入 手付き籠
花 しゃが、筏草
香合 欅笠
風炉釜 鉄道安、刷毛目、備前敷瓦
水指 耳付瀬戸
茶入 膳所肩付
袋 菊いちご裂
茶器 柳橋蒔絵(金輪寺)
茶碗 窯変大樋、龍の図、枇杷図
茶杓 清流
建水 エフゴ
蓋置 竹引切
菓子器 丸
菓子 唐衣
干菓子器 独楽高坏
干菓子 麩の焼煎餅(紫竹庵)、観世水(押物)
茶 高砂、白寿
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平成29年4月 |
供茶 茶カフキ 抱清棚(芝点) |
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今月は利休忌に因み茶カフキ、抱清棚の扱いを行った。
道具組は雪解けがすすんで四澤に水があふれることを実感できる季節に合わせた。
花は、裏庭に最初に咲いたいわやつで、一方椿は今盛りに花開いているので名残にさしてみた。
茶カフキの結果には一喜一憂。皆中がお二人だった。
社中の方が喜寿を迎えられた。自祝の茶事の案内をいただき24日にお仲間とご自宅にお伺いした。天気に恵まれ心地よい路地を通り席入り。
初座は、家元から頂戴した記念品が盆香合で飾られていた。いたるところに工夫があり、亭主の楽しみを体現しておられる様子でした。参会したお仲間と健康が一番とつくづく思ったひとときでした。
(4/10)
掛物 利休像
花入 惺斎好 唐金
花 菜花
香合 鐘
釜 透木
棚 碌々斎好抱清
水指 備前耳付
茶入 丹波肩付
袋 宮内間道
茶器 しのぶ草(中)
茶碗 黒、霞、草花人物紋
茶杓 清流
建水 黄瀬戸
蓋置 竹(インド竹林精舎の竹以)
菓子器 丸
菓子 上用饅頭
干菓子器 四方
干菓子 麩の焼煎餅、押物(蝶)
茶 高砂、白寿
(高砂、古都の昔、神護の昔)
(4/20)
掛物 花開萬国春
花入 信楽瓢
花 椿、あじさい芽出
香合 笠
釜 透木
水指 備前耳付
茶入 丹波肩付
袋 宮内間道
茶器 曙塗(中)
茶碗 黒、謡、草花人物紋
茶杓 曲水
建水 黄瀬戸
蓋置 竹(インド竹林精舎の竹以)
菓子器 丸
菓子 花(煉り切り)
干菓子器 四方
干菓子 御池煎餅、柚餅(鶴屋吉信)
茶 菊昔(辻利一本店)、白寿
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平成29年3月 |
茶杓飾り・茶筅飾り・後炭 |
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今月は一段と春めき、気分も上々。上巳の節句、旅立と取り合わせにもあれこれ思いがあり、まとまりなくなりがちです。
今回は、「春めいた風情」と「目出度く目標達成して山形を離れる弟子」への思いです。2回目は折しも名残りの雪も降り、いっそうなごり惜しさが募る風情となりました。
花は、丹精込めた椿と目出し青文字で到来したものです。
(3/11)
掛物 土筆画賛 草自生
花入 備前徳利
花 椿 、青文字
香合 蕗の薹
釜 万代屋
棚 小四方
水指 独楽図
茶入 赤膚肩付
袋 大燈金襴
茶器 桧葉図(中)
茶碗 飴、辛夷図、安南
茶杓 佳日
建水 エフゴ
蓋置 オリベ三つ人形
菓子器 丸
菓子 春のあしおと(きんとん)
干菓子器 四方
干菓子 押物(水仙)、菱餅
茶 菊昔(辻利一本店)、白寿
(3/22)
掛物 関 南北東西活路通
花入 信楽旅枕
花 椿 、青文字
香合 笠
釜 透木
棚 小四方
水指 独楽図
茶入 赤膚肩付
袋 大燈金襴
茶器 根来六瓢(平)
茶碗 飴、辛夷図、好雪
茶杓 吉祥
建水 黄瀬戸
蓋置 一閑人
菓子器 丸
菓子 筆の華(煉り切り)
干菓子器 四方
干菓子 麩の焼(紫竹菴)、押物(水仙)
茶 菊昔(辻利一本店)、白寿
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平成29年2月 |
盆香合、台飾、流し点、筒茶碗扱い |
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今月は節分、初午がありそれらに因んだ道具を取り合わせをと思っています。
山形県と友好都市・中国黒龍江省からお見えの技術研修生を迎えての体験茶会を設けました。手作りの松花堂に向付・煮物椀をつけました。文化の違いは通訳の方に助けてもらい楽しい交流の一刻を過ごしました。
(2/4)
掛物 冬嶺秀孤松
花入 鬼の腕
花 椿 、千両
香合 金棒
釜 万代屋
棚 青漆爪紅糸巻二重
水指 萩
茶入 丹波肩付
袋 正倉院模様
茶器 樹氷蒔絵(大)
茶碗 ねず志野、寒雀(筒)、寒雲
茶杓 好日
建水 エフゴ
蓋置 夜学
菓子器 丸
主菓子 笹鳴き(煉り切り)
干菓子器 コマ
干菓子 蓮月煎餅、押物(水仙)
茶 宇治光(芳翠園)、白寿
(2/24)
掛物 春入千林處々鶯
花入 備前旅枕
花 みずき 、千両
香合 鷽
釜 万代屋
棚 青漆爪紅糸巻二重
水指 萩
茶入 備前肩付
袋 石畳宝尽金襴
茶器 梅図茶桶
茶碗 赤、馬上杯、筒
茶杓 若草
建水 エフゴ
蓋置 竹節(膳所)
菓子器 丸
主菓子 下萌(きんとん)
干菓子器 コマ
干菓子 種煎餅(梅餡)、押物(きつね面、鶴岡木村屋)
茶 高砂、白寿
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平成29年1月 |
稽古初め |
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今月の初稽古は寒く雪降りの日もあったが概ね天候に恵まれたのでありがたいことでした。正月にふさわしく干支やめでたさを組み込み取り合わせた。ハレにふさわしいお茶、菓子を用意し、食事は四椀を用い全て手作りの懐石料理でおもてなし。毎年似たような献立ですが、飯と煮物椀は出来栄えにホットしている。頂き方もお伝えできたが思い出しながらも戸惑っている様子が見られた。菓子は試行錯誤しながら調整していただき感謝しております。
寄付 倉図
掛物 壽嶽画賛 仙雲横壽嶽
花入 竹一重、青竹
花 椿 、柳
香合 千家所持乱桐写
釜 万代屋
棚 而妙斎好四方
水指 瀬戸一重口
茶入 丹波丸
袋 花鳥文暈繝錦
茶器 凡鳥(大)
茶碗 黒、干支、小槌、獅子図、蕪、橙
茶杓 白鶴
建水 宝尽袋形
蓋置 太鼓
菓子器 根来四方
主菓子 はつはる(薯蕷きんとん)
干菓子器 菊丸
干菓子 麩焼煎餅招福笹(笹屋伊織)、押物松(三鴻深瀬)、紅白結(有平糖三鴻深瀬)
茶 宇治光(芳翠園)、大福茶(丸久小山園)
懐石
飯
汁 色紙大根白味噌仕立、落辛子
向付 ヒラメ昆布〆二杯酢、黄菊、山葵
煮物 蟹真薯、人参、絹サヤ、柚
焼物 鰤西京味噌漬け
炊合 亀甲芋、蓬麩、海老
和物 菜の花辛子和え
小吸物 松実、のし梅
八寸 数の子味噌粕漬け、巻柿
湯 こげ湯
香物 沢庵、おみ漬け
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